バードックの概要
バードック BURDOCK
キク科 二年草
【学名】 Arctium
Lappa
【利用部分】 根
【浸出時間】 5〜8分
【原産地】 ヨーロッパ
【栽培】 家庭での栽培には向かない。
【薬効】 解毒作用。利尿作用。発汗作用。強壮作用。血液浄化作用。カゼやインフルエンザの予防。膀胱炎や尿路結石の治療薬。
【他の利用法】 パップ、外用薬。
バードックの特徴とハーブティー
バードックとはゴボウのことです。
ゴボウは日本独特の野菜で平安時代から料理に使われてきました。
大きな葉を持っていてアザミのような紫ピンクの花が密集して咲きます。
調理して食べても豊富な食物繊維が便通を促して腸内の毒素を排出させるヘルシーな食品として知られています。
バードックの根を乾燥させたものは、古くから薬として用いられています。
バードックのハーブティーは、香ばしい風味がありますが味はほとんどしません。
ブレンドティーにして楽しむのが一般的です。
バードックの効果と薬効
バードックのハーブティーは、強い利尿作用と発汗作用が体の毒素を追い出すと考えられ、関節炎、リウマチなどに効くとされてきました。
風邪をひいたときや体がだるい時におすすめのハーブティーになります。
座骨神経痛や腰痛をやわらげる効果もあります。
バードックは浄血作用もあり、血糖値を下げるのにも適しています。
消化を刺激する苦味があり、また肝臓や脾臓、膵臓に良いイヌリンが含まれています。
外用薬として用いると、ニキビや湿疹などの皮膚病を抑える強い効果があります。
バードックのハーブティーの入れ方と飲み方
バードックは、そのままお茶にしてもよいのですが、淹れる前に茶葉に少し手を加えるとより成分を浸出させることができます。
おいしく淹れるための前準備として、金槌や石臼で潰したり砕いたりしてください。
バードックのハーブティーの入れ方は、まず、大サジ1杯〜1杯半程度のバードックをマグカップのフィルターの中に入れます。
その後、沸かした熱湯を注ぎ、蓋をしたら、そのまま5分〜8分ほど浸出し、好みの濃さになるまで待ちます。
バードックのおすすめブレンドは下記のようなものがあります。
@
バードック (50%) + タンポポ (50%) ニキビや腫れ物などお肌のトラブルに効きます。
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バードック (50%) + ギシギシ/レッドクローバー (50%) 炎症性疾患の症状の緩和に。
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