ジャスミンの特徴とハーブティー
ジャスミンは6月頃に白く可憐な花を咲かせ、お茶としての人気が高く、甘美な花の香りが気分をリラックスさせてくれる効果があります。
ジャスミンは、その上品な甘い香りから「香りの女王」と呼ばれています。
ジャスミンの和名はソケイで、中国の美女の名からつけられています。
ジャスミンの甘くエキゾチックな香りする花は食用や香料によく利用されます。
ジャスミンのハーブティーは、紅茶やウーロン茶ととても相性がいいのが特徴で、香りづけとして使われます。
ただし、中国茶のジャスミンティーなどに一般的に用いられるのは、同属異株のアラビアンジャスミン、別名、マツリカのことですので注意を。
ジャスミンの効果と薬効
ジャスミンのハーブティーには鎮静効果や抗うつ作用があり、気分転換を助けてくれたり、不安や気うつを軽減する、不眠を解消するなどの効能があります。
胃腸の調子がすぐれないとき、下痢気味の方などにもおすすめです。
女性のホルモンバランスを調整する働きも知られていますので、生理時に体調が崩れる人や更年期障害の方にも効果的です。
ジャスミンのハーブティーの入れ方と飲み方
ジャスミンは、そのままお茶にしてもよいのですが、淹れる前に茶葉に少し手を加えるとより強い香りを楽しむことができます。
おいしく淹れるための前準備としては、茶葉を手で揉んで香りをたてたり乳鉢でより茶葉の香りを引き出す方法があります。
ジャスミンのハーブティーの入れ方は、まず、大サジ1杯〜1杯半程度のジャスミンをマグカップのフィルターの中に入れます。
その後、沸かした熱湯を注ぎ、蓋をしたら、そのまま2分〜3分ほど浸出し、好みの濃さになるまで待ちます。
ジャスミンのおすすめブレンドは下記のようなものがあります。
@
ジャスミン (70%) + ペパーミント (30%)気分がふさいでいる時の気分転換におすすめです。
A
ジャスミン (20%) + レモンバーベナ (30%) + ペパーミント (30%) + タイム (20%)
ストレスなどでイライラしているときにスッキリしたい際におすすめです。
B ジャスミン (40%) +
リンデン (30%) + レモングラス
(30%)気分がふさいでスカッとしたいときの、気分転換におすすめです。
C ジャスミン (50%) +
ルイボス (25%) + ローズマリー (25%) お肌にうるおいを与え、美肌や老化防止の効果があります。