ジンジャーの特徴とハーブティー
日本では風邪をひいたときにショウガ湯を飲む習慣が古くからありました。
西洋ではジンジャーエールを飲みます。
アジアでは料理のスパイスとして、ジンジャー(生姜)が広く使われています。
生の状態で使うことが多いようですが、西洋では乾燥させたものをパンやお菓子の材料にすることが多いようです。
ジンジャーの効果と薬効
体を温める効果が強いので発汗作用や消化促進の作用があり、カゼの症状をやわらげてくれます。
体内の循環が促されるので、体を温めて血流を増やし毒素を排出し、治癒を促してくれる効果があります。
関節炎やリウマチなどにも良いでしょう。
スパイシーで辛味のあるジンジャーは、吐き気を抑える効果が強いことでも広く知られています。
むかつきがある時にジンジャーのハーブティーを飲むと、消化を助けて症状を楽にしてくれます。
特に、つわりによる吐き気がある時にはおすすめです。
胎児に影響を与える危険のある市販薬と違い、穏やかな効き目があります。
ジンジャーには新陳代謝を活性化してカロリーを燃焼させる効果もあります。
だたし、消化性潰瘍がある時には飲み過ぎないように気をつけてください。
ジンジャーのハーブティーの入れ方と飲み方
ジンジャーのハーブティーの入れ方は、まず、大サジ1/2杯〜1杯程度のジンジャーをマグカップのフィルターの中に入れます。
その後、沸かした熱湯を注ぎ、蓋をしたら、そのまま2分〜3分ほど浸出し、好みの濃さになるまで待ちます。
ジンジャーのおすすめブレンドには下記のようなものがあります。
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ジンジャー (20%) + オレガノ (40%) + バジル (40%)
さっぱりしたお茶で、気分をスッキリさせたい際におすすめ。
A ジンジャー (40%) + ローズヒップ
(60%) カゼなどで寒気がする際におすすめ。
B ジンジャー (70%) + ハチミツ (30%)
+ ブランデー (お好み)
体を温めてぐっすり休みたいときにおすすめ。