取り木の方法
採り木は幹や枝のかなり太い部分からでも取れるので、すぐに用いることができる種木が得られます。
作業が簡単で、適用できる樹種も多くあるのが特徴です。
一般によくおこなわれるのが、木の皮をむく環状皮法と、木に針金を巻く結束法です。
【取り木の時期】
樹種によって多少の違いはありますが、落葉樹は4〜6月初旬、常緑樹は4〜6月です。
【発根後の管理】
発根するまでの間、ビニール袋の中の培養土を乾燥させないように水やりします。
十分に発根するまで待って、よく切れる剪定ばさみかのこぎりで切り離し、鉢植えか地植えにします。