植える時期:
マキの植え付けや植え替えは、4〜5月が適期になります。
植える場所:
マキは水分が多く、水はけのよい土地を好みますので、粘性の肥えた土か砂質土壌が適しています。
剪定やお手入れ:
マキの刈り込みや仕立てなどの作業は、寒い時期では木が弱ってしまうので3〜9月の温かい時期に行います。
刈り込みや仕立てに最適の時期は梅雨明けで、この時期に刈り込むと土用芽がよく伸び枝葉が密生するので、切り口の赤味や傷口もすぐ回復します。
移植の場合は萌芽前か梅雨時期が適期です。
整枝と葉刈りは暖かくなってきたら、こまめに行うようにします。
生垣:
マキは刈り込みに強いので、低い垣根でも高い垣根でも作ることができ、潮風にも強いので、沿岸地帯の防風・砂防垣にも適しています。
自然形:
マキは公害にも強いので、道路際の目隠しとしても使えます。
造形もの:
仕立てやすく、管理も簡単なので、玄関や奥庭の主木にしたり、斜幹造りの門かぶりにできます。
鉢植え:
マキは移植に強いので、鉢上げが楽にできます。
注意する病害虫:
マキはカイガラムシやアブラムシがつくと、すす病を発生させてしまうので、スミチオン乳剤をまいて防除します。