古くから日本の家で風から家を守る防風林として、カシの木は使われてきました。
そのほか、防火林、防音林としても使われており、風や大気汚染に強く、耐火性もあります。
「カシ」というと関西ではアカラシを、関東ではシラカシを指します。
アラカシは樫の木の一種で、小さなドングリのなる常緑樹。
シラカシに比べ、葉が広くボリューム感がある。
潮風に強いために海岸部に適しているのがウバメガシで、 よく管理すれば生け垣としても利用できます。
焼き鳥やウナギを焼く時に欠かせない備長炭は、このウバメガシを材料として作られています。