植え付け時期:
ハクチョウゲの植え付けや受け替えは、4月と10月が適期になります。
植え方:
ハクチョウゲは根付きやすい樹木ですが、根の張りがやや粗めです。
枝葉がよく茂った株は、全体を短く切り詰めてから植え付けた方が、余分な水分の蒸発が抑えられて根付きやすくなります。
植え付ける場所は大きめに掘って堆肥を多めに混ぜ込んでおき、水をたっぷり与えて十分湿らせてます。
植える場所:
ハクチョウゲは半陽樹なので明るい日陰でも育てることができますが、できるだけ日当たりの良い場所が適します。
日陰では枝が枯れやすく、枝分かれが粗くなり葉や花の付き方もまばらになってしまいます。
剪定やお手入れ:
ハクチョウゲの刈り込みは6〜9月の間が最適で、春に刈り込むと花芽を落としてしまいます。
6月の花後剪定は、刈り込んで高さを揃えるようにします。
夏〜秋〜冬の剪定は花芽が先端についているので、飛び枝だけを切るようにします。
ただし、刈り込んで樹形を整える場合は年に2〜3回刈り込むようにします。
増やし方:
ハクチョウゲは根がよく伸びて増やしやすいので、挿し木でも株分けでもかまいません。
ただし、暖地性で冬の寒さには弱いので、栽培は関東以西の暖地に限られます。