植える時期:
シラカバの植え付けや植え替えは2〜3月が適期です。
植え方:
シラカバを植え付ける場所は、大きめに植穴を掘り堆肥や腐葉土を多めに混ぜておき保水力を高めるようにします。
大きな木を植え付ける場合は、植え付け後に倒れないように支柱を立てます。
シラカバは水や肥料を吸う細根がやや少ないので、一度植え付けて根付いてしまったら他の場所に移植するのは困難です。
植える場所:
シラカバは日当たりが悪いと枯れてしまいますが、根元に直射日光が当たることを嫌いますので、ワラなどでカバーするようにします。
シラカバは冷涼な気候を好み、暑さを苦手としますが、丈夫な雑木類なので夏に蒸し暑い平地や暖かい地方でも生育はします。
しかし、寒冷地に比べると幹の色つやも鈍く、樹の寿命も極端に短くなります。
温暖地では比較的暑さに強く平地でもよく育つシラカバの近縁種のジャクモンティーを選んだ方がよいでしょう。
これであれば、九州でも育成可能です。
剪定やお手入れ:
シラカバは剪定はなるべく避け、自然な姿を楽しむのがおすすめです。
シラカバの剪定は、株元から勢いよく伸びてくる枝の「ひこばえ」や間延びした枝など「樹形を乱す不要な枝」を切り落とす程度にします。
春に芽吹き始める直前、3月頃が作業の適期です。
1本だけでなく、2本以上並べて植えると、美しく庭を彩ります。