植え付け時期:
マンサクの植え付けや植え替えは、11〜1月が適期になります。
植える場所:
マンサクは落葉花木の常として、日当たりを好みますが、日陰でも案外育ちます。
ただし、花つきはあまり良くないので、日当たりに植えるにこしたことはありません。
また、湿気のある有機質の土壌を好むので、腐葉土の多い湿った場所に植えます。
人工的にそうした条件を満たす場所を作る場合は、植え穴に腐葉土や堆肥を入れて植えるようにします。
剪定やお手入れ:
マンサクの花芽は、2年目の新梢に出てくるので、剪定時に切り取らないように気をつけます。
マンサクはまっすぐ上方に生長する性質を持っているので、自然のままに放置しておくと植木としては不適当な「横張り」のない樹形になります。
そこで、植木として良い樹形にする場合は、花後剪定で、不要な枝などを切り取って形を整えます。
増やし方:
マンサクの上手な増やし方は、3月ごろ、イスノキ、アメリカマンサク、マンサクの根などを利用した「切り接ぎ」の方法で増やします。
実生は発芽まで2年もかかり、発芽率もあまりよくありません。