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自然と暮らすは生活を豊かにする庭木や観葉植物、ハーブなどを紹介しています。



アンズの概略

アンズ 

バラ科サクラ属 落葉広葉樹 高木 陽樹


【購入時の目安サイズ】 1.5m

【購入時の目安価格】 苗木@1,500円

【将来的なサイズ】 幅:7〜8m、 高さ:5〜10m

【花期】 4月 

【開花日数】 10日

【果実期】 6月 

【原産地】 中国

【適地】 九州〜北海道南部

【土壌条件】 特に選ばない


アンズの特徴

     

アンズは4月中旬になると、淡紅色のふっくらした花がいっせいに咲き、その美しさは果樹の中でも抜群です。
アンズの花は春になると、緑の葉よりも早く美しい淡紅色に花を咲かせます。

花には一重と八重がありますが、黄橙色の実とともに美しく映えます。

日本では長野県を中心に植えれれていますが、開花木はアンズの花を見る行楽客でにぎわいます。

長野県の長野市、更埴市、安茂利村など、空気の乾燥した寒冷地を中心に栽培されています。


アンズの原産国は中国ですが、日本への移入は早く、平安時代には薬用植物として栽培され、鎌倉時代に果樹として栽培が始まりました。


アンズの葉は互生し有柄です。
卵円形または広楕円形で、長さ7〜8cm、鋸歯があります。

アンズの果実は球形で、直径3〜4cmで梅に似ています。


アンズの実は熟期が来ると、いっせいに黄色く成熟し、そのまま収穫しないでおくと果肉が腐ってしまうので、実が熟したら一度に収穫します。

アンズは管理さえ良ければ、毎年たくさんの実をつけ、完熟したものは甘酸っぱくて美味です。

しかし、未熟な実は酸味が強くて生食には向かないので、干しアンズやジャムなどの加工用にします。

家庭で育てやすいアンズの品種

家庭で育てる場合には下記の品種がおすすめです。


平和:
長野県でよく栽培されているアンズで、甘みがやや強く肉質もよいのが特徴です。

新潟大実:
果実のしまりがよく、香りもあります。

甚四郎:
甘味が強く酸味が少ないので生食に適します。


これらの他に、甲州大実、鏡台丸などもおすすめです。


作業・お手入れアドバイス

     

植える時期:
アンズの植え付けや植え替えは、2〜3月、11〜12月が適期です。


植え方:
アンズは重い粘質で湿気のある肥沃な土を好みます。

葉が芽吹いた後に植え付けする場合は、根を崩さないように注意して植えます。
梅雨以降に植え付けする場合は、水やりを忘れないようにしてください。


植える場所:
アンズは日光を好みますので、日当たりの良い所に植えるようにします。
日当たりが十分であれば、毎年実をつけさせることができます。

日照不足には弱いですので注意してください。


剪定やお手入れ:
アンズの実は短果枝と花束状短果枝を中心につき、長果枝や中果枝にはあまりつきません。

そこで、冬剪定では実がついた短果枝や花束状単価枝を中心に残し、後は側枝や予備枝を残す程度にします。

*短果枝:短くて果実のつく枝


アンズは非常によく結実する果樹で、肥えた土地などでは実がつきすぎ、翌年その反動で結実が少なくなります。

次の年にはまた隔年結実しますが、コンスタントに結実させるには4〜5月ごろ実の大きさが人差し指大になったら、葉の数20枚に対して実1個を目安に実を摘むと味のよいアンズができます。

花木一覧

「あ行」
アイビー / アオキ / アオギリ / アガパンサス / アカマツ / アカンサス / アケビ / アジサイ / アジュガ / アセビ / アベリア / アンズ (杏) / イイギリ / イチイ / イチゴノキ / イチジク / イチョウ / イトヒバ / イヌシデ / イヌツゲ / イモカタバミ / インパチエンス / ウバメガシ / ウメ (梅) / ウメモドキ / エゴノキ / エメラルド / エンジュ / オリーブ
「か行」
カイヅカイブキ / カイドウ / カエデ / カキ (柿) / カクレミノ / ガザニア / カシ類 / カシワデアジサイ / カツラ / カナメモチ レッドロビン / カリン / カルミア / カンキツ類 / キウイ / キチジョウソウ / キブシ / キボウシ / キャラボク / キョウチクトウ / キンバコデマリ / キンモクセイ / クチナシ / グミ / グミ ギルドエッジ / クリ (栗) / クリサンセマム / クリスマスローズ / クルミ (胡桃) / クロガネモチ / クロマツ / ケヤキ / コウヤマキ / コデマリ / コトネアスター / コナラ / コニファー / コノテガシワ / コブシ / ゴヨウマツ / コリウス
「さ行」
サクラ (桜) / サクランボ / ザクロ (柘榴) / ササ類 / サザンカ / サツキ / サルスベリ / サルビア / サルビア インディゴスパイア / サルビア グアラニチカ / サンゴジュ / サンショウ / シイ / シダレヤナギ / シマトネリコ / シラカバ (白樺) / シモツケ ゴールドフレーム / シャクナゲ / ジャノヒゲ / ジューンベリー / シラカシ / シラカバ / シラー カンパヌラータ / シロタエギク / ジンチョウゲ / スイセン / スイートアリッサム / スギ / スグリ / スモモ / セイヨウイワナンテン / セイヨウニンジンボク / センリョウ / ソヨゴ
「た行」
ダイオウショウ / タイサンボク / タマイブキ / チャボヒバ / チューリップ / チェリーセージ / ツツジ / ツバキ / ツルニチニチソウ / ツワブキ / テイカカズラ / ドウダンツツジ / トサミズキ / トレニア
「な行」
ナシ (梨) / ナツツバキ (シャラノキ) / ナツメ / ナルコユリ / ニオイヒバ / ニシキギ / ニワウメ / ノウゼンカツラ / ノシラン
「は行」
ハイビスカス / ハイビャクシン / ハクチョウゲ / ハナズオウ / ハナニラ / ハナミズキ / ハクモクレン / ハマヒサカキ / バラ / ハンカチノキ / パンジー (ビオラ) / ヒイラギナンテン / ヒガンバナ / ヒノキ / ヒマラヤスギ / ヒメシャラ / ヒャクニチソウ / ヒュウガミズキ / ピラカンサ / ビワ / フィリフェラオーレア / フイリヤブラン / フェイジョア / フッキソウ / フジ / ブドウ (葡萄) / ブナ / ブルーベリー / ベアグラス / ベゴニア / ペチュニア / ベニバナトキワマンサク / ボケ / ボタン / ポートワイン
「ま行」
マグノリア (モクレン) / マキ / マタタビ / マツバギク / マテバシイ / マユミ / マリーゴールド / マルバノキ / マルメロ / マンサク / マンネングサ類 / マンリョウ / ミモザ / ムクゲ / ムスカリ / ムベ / ムラサキシキブ / モチノキ / モッコク / モモ (桃)
「や行」
ヤツデ / ヤマブキ / ヤマボウシ / ヤマモモ / ユキヤナギ / ユスラウメ / ヨーロッパゴールド
「ら行」
ライラック / ラズベリー / リシマキア ヌンムラリア オーレア / リンゴ (林檎) / ルドベキア / レンギョウ / ロウバイ / ローズマリー