植える時期:
イチョウの植え付けや植え替えは、11〜3月が適期になります。
植え方:
イチョウは土をやや山高に盛ってその真ん中に植え付けるようにします。
幹をまっすぐに仕立てるために、植え付け後はしっかりと支柱を立てます。
植える場所:イチョウは日当たりのよい場所を好みます。
剪定やお手入れ:
イチョウは大きくなりやすいので、庭の広さに合わせてまばらに大枝を残して、毎年11〜3月の落葉木に小枝を全部切り取ります。
小枝を丸く刈り込んで、玉散らしにもできます。
また、大枝を切るとたくさんの新梢が出て樹形を乱すので、はじめから樹形を想定して、早めに枝を整えるようにします。
イチョウは樹冠が強く伸びるので、目的の高さで切り、主枝の長く伸びている先は切り詰めるようにします。
毎年、徒長枝や長く伸びた枝、ふところ枝は切って、樹形を整えます。
充実した実や葉を楽しむには、高木になりやすいため剪定と刈り込みに重点を置きます。
また、鮮やかな黄色にするには、窒素肥料を少なめにして、日当たりを良くするようにします。
実はかなり大きくならないと結実しないので、実を採りたい場合は雌木を接ぎ木します。
また、実はゴム手袋をして取られないと、手がかぶれてしまうので注意します。