植える時期:
ボタンの植え付けや受け替えは、9〜10月が適期になります。
植え方:
ボタンの苗木の植え付けは9月上旬〜10月上旬までに植えます。
移植が難しいので、複数の苗木を植える時は、1ヶ所にまとめて植えず、最初から1以上離して、栽培するようにします。
植え穴は30cm四方ぐらいの場所を掘り、底に堆肥や鶏糞を少し入れて合い土をし、台木が隠れる程度に浅植えします。
ボタンは土が深くて、有機質に富んだところが最適です。平地では腐葉土などを混ぜた土を高く盛って、高植えにします。
粘質土壌の場所では、砂を少し混ぜ、有機質のピートモスを入れると、根腐れ病を起こさずによく育ちます。
植える場所:
ボタンは水はけと水持ちがよく、日当たりがよい場所を好みますが、夏の西日は避けます。
剪定やお手入れ:
ボタンは咲いた後の花がらは、花後にすぐ切り取ります。
新梢の上部の丸くふくらんだ芽を2〜3芽残して切り詰めておくと、立派な花がつきます。
ボタンの花は巨大輪で、開花すると花首が垂れるので、開花が近づいたら、蕾に支柱をします。
支柱は根を傷めないように、根元から10c以上は離して立てます。