植える時期:
ハンカチノキの植え付けや植え替えは、2〜3月、11〜12月が適期です。
植え方:ハンカチノキの苗木は根を乾かさないことが大切です。
植え付ける前に1〜2時間水につけて、十分水を吸わせてから植えるようにします。
根まきはそのまま、ポット植えの苗はポットから抜いて、折れて傷んだ根があれば取り除いてから植えるようにします。
植える場所:
ハンカチノキは日のよく当たる場所〜半日陰の場所で栽培が可能です。
ハンカチノキじゃ多少冷涼な気候を好み、特に苗木は暑さに弱い性質があり、暑さの厳しい場所では夏に枯らしてしまう可能性もあります。
平地で植える場合は、西日の当たらない風通しの良い場所を選びます。
あまり強く風が吹き付ける場所も良くありません。
剪定やお手入れ:
ハンカチノキの剪定はあまり行わずに、伸びてくるまま自然な樹型に育てて、枝数を増やした方が花つきは良くなります。
ハンカチノキの剪定の適期は落葉期の12〜2月頃になります。
花芽は短い枝にたくさんつき、長い枝にはつきませんので、長い枝はある程度短く切ってもかまいません。
ただし、木の内側に向かって伸びる枝や短い枝でも混み合っている部分の枝は、風通しと日当たりをよくするために切り落としましょう。
太めの枝を切った場合は、切り口から雑菌が入らないようにトップジンMペーストなどの癒合剤を切り口に塗っておくようにします。