植える時期:
マンリョウの植え付けや植え替えは、5月もしくは9月〜10月が適期になります。
鉢植えのマンリョウ場合、鉢の底から根が伸び出てきたら、鉢の中が根でいっぱいになっているので植え替えのサインです。
生長度合いにもよりますが、植え替えはだいたい2年に1回を目安に行います。
植え方:
地植えのマンリョウの場合は、植える場所に腐葉土や堆肥を多めに混ぜ込んでおき、植え付け後は倒れないように支柱を立てます。
植える場所:
マンリョウは直射日光を嫌いますので、直射日光や西日の当たらない場所に植えます。
また、あまり風の当らない湿地に植えるようにします。
さらに、マンリョウは暖地性の植物ですので、寒さにはあまり強くなく、冬の乾燥した冷たい風や霜には当てないようにします。
強い直射日光が常に当たる場所では、葉が黒ずんで実付きも悪くなります。
土が乾燥する場所も同様に実付きが悪くなります。
剪定やお手入れ:
マンリョウはほとんど枝分かれせずに上に伸びていき、樹形も乱れないので、こまめに剪定をする必要はありません。
マンリョウの剪定の基本は、間延びしてバランスの悪くなった幹を切り詰めて新たな芽を吹かせて仕立て直すことになります。
作業の適期は4月〜5月です。