植える時期:
ニオイヒバの植え付けや植え替えは、3〜4月、10〜11月が適期になります。
植え方:
ニオイヒバは根鉢より一回り大きな穴を掘り、もとの土に腐葉土を2割ほどと油粕などの有機肥料を少量混ぜ、植えつけるようにします。
根鉢が地面より低くならないように気をつけ、周りに土手をつくり、その中にたっぷり水を注ぎ、木を少し揺らして隙間をなくし、さらに水を注ぎ、水極めをおこないます
。
風当たりが強い所では根が動かないように支柱で固定し、植え付け後は水やりをする必要はありません。
植える場所:
ニオイヒバは後での移植が難しいので、日当たりや風通し、将来、大きくなったコニファーによる見通しや日陰、ご近所への影響などを十分に考慮して、植える場所を決めてください。
剪定やお手入れ:
ニオイヒバの美しい樹形を保つには、刈り込みを欠かさないことが重要です。
ニオイヒバの長く伸びた枝は、丁寧に枝抜き剪定をします。
また、生垣は刈り込みが強いので、毎年化成肥料などを与えます。
秋には枯れ葉を取り除き、風通しを良くします。
新梢の伸びた6月下旬に1度刈り込みを行い、先端の飛び枝を9月ごろに切ります。