植える時期:
オリーブを地植えにする場合の時期は、3〜4月か9〜10月が適期です。
地植えの場合は一度植えると植え替える必要はありません。
鉢植えの場合は、鉢の中が根でいっぱいになり根づまりしそうになったら12月頃に植え替えるようにします。
生長の早いものなら1年に1回、遅いものでも2年に1回は植え替えるようにします。
植え方:
オリーブを植え付けたあとは、たっぷりと水をやって、倒れないように支柱をしっかりと立てるようにします。
オリーブを植え替える際には、まわりの土を半分くらいくずして傷んだ根を取り除き一回り大きな鉢に新しい用土で植えます。
植える場所:
オリーブは日当たりを好みますので、一年を通してよく日光に当てて育てましょう。
日当たりが悪いと枝が細くなり、生育も悪くなってしまいます。
オリーブは基本的に寒さには非常に弱く、霜や凍結には弱いので、北海道や東北では地植えで栽培することができません。
育てる場合は鉢植えにして、霜の当たらない場所に移動します。
気温的には-2〜-3℃ほどまで耐えますので、寒くても凍らせなければ大丈夫です。
冬の寒さにさらされた後に花芽ができるというメカニズムなので平地で鉢植えにしている場合も、室内に取り込んだりせず、外で管理する必要があります。
剪定やお手入れ:
オリーブの剪定は伸びすぎた枝や細くて弱々しい枝を根元から切り落とします。
枝の混み合っている部分も切り落として風通しが良くなるようにします。
枝をまっすぐ伸ばすためには、枝のしつけが必要です。
オリーブの枝は横に広く出るため、苗木のまま何もしないと、横にだらしなく広がった姿になってしまいます。
まっすぐ伸ばすためには支柱に沿って枝を縛ってとめていくようにします。