植える時期:
シラカバの植え付けや植え替えは、2〜3月が適期になります。
秋の移植は寒さで枝枯れを起こし、4〜5月の移植では、急に葉が伸びて根とのバランスを崩して枯れてしまいます。
植える場所:
シラカバは荒れ地ややせ地などの乾燥地にも強いので、造成地や埋め立て地にも植えることができます。
剪定やお手入れ:
シラカバは不定芽の発生が非常に弱いので、大枝を切ると樹勢が極端に衰弱します。
また、大枝の途中切りをすると付け根まで枯れ込んでしまいますので、注意が必要です。
シラカバの幹や枝の先端が強く伸びる性質なので、大きくしたくない場合には、新梢を早めに切り詰め、2年以上の場合は、必ず先端を残す切り替え剪定をします。
注意する病害虫:
シラカバの寿命は20年といわれていますが、植えつけてから4〜5年目になると、テッポウ虫の被害が多くなります。
そこで、食害穴を見つけたら、農薬を穴に注入して、土で塞いで防除します。
庭木のシラカバが枯れるのは、ほとんどこの被害によるものですので、早めに処置をするようにします。