アイビーの概略
アイビー IVY
ウコギ科 常緑つる植物
【別名】 ヘデラ
【購入時の目安サイズ】 10cm
【購入時の目安価格】 苗木@300円
【将来的なサイズ】 幅:10cm、 高さ:20cm、 長さ:3m
【花期】 なし
【開花日数】 なし
【原産地】 欧州、北アフリカ、西アジア
【適地】 沖縄〜北海道南
【土壌条件】 特になし
アイビーの特徴
アイビーという名は愛称で、正式にはヘデラと言う。
非常に剛健なつる性の植物で、地面に這わせたり、品種によってはフェンスや塀に登らせたりもできる。
緑の葉の原種に加え、斑の葉や葉の黄色いものなど、葉の形を含めるとかなりの園芸品種がある。
アイビーの中には紅葉をする種類もある。
アイビーは生育が良すぎて、他の種類の草と同生させるのは難しいので、区切った区間で使うようにするのが好ましい。
また、植木につたわせたりすると、つるが生長しすぎて、木の幹に食い込み、植木の成長の妨げとなる。
茂りすぎたと感じる場合には早めに切り取り、伸びたつるを整理してやるようにするとすっきりとキープできる。
大葉のオカメヅタはかなり丈夫。
作業・お手入れアドバイス
植える時期:
アイビーの植え付けや植え替えの適期は5月〜6月。
これ以外の時期に植え替えすると、植え替えのストレスで枯れてしまうことが多いので、植え替えしたばかりのアイビーは、水や成長の状態に注意する。
植える場所:
アイビーは耐寒性・耐陰性に富み、生育も旺盛で乾燥に耐え、育てやすい。
水やりは、土の表面が乾いたらやる程度で十分。
日中の温度差が大きい春先と秋口につるが一番伸びる。
寒い時期はアイビーの葉が赤く変色することがあるが、枯れているのではなく、寒さのための変色なので心配いらない。
春になり暖かくなると、気温に合わせてアイビーの葉の色も元通りになる。
増やし方:
アイビーの増やし方は挿し木が一般的。
挿し木にする場合、10cm以上の長さになるように切って、3〜5cmくらいの葉を落として挿せば、水でも土でも発根する。
1〜3週間の間には発根するのが普通。
水切れに注意と、半日陰で育てるのがポイント。