キョウチクトウ 夾竹桃
キョウチクトウ科キョウチクトウ属 常緑広葉樹 低木
【購入時の目安サイズ】 1.0m
【購入時の目安価格】 苗木@1,000円、成木@5,000円
【将来的なサイズ】 幅:2〜3m、 高さ:5〜10m
【花期】 7〜10月
【開花日数】 7日
【果実期】 なし
【原産地】 インド
【適地】 九州〜東北南部
【土壌条件】 特に選ばない
キョウチクトウはサルスベリとともに花の少ない夏期を彩る代表な花で、優雅な美しさを持ちます。
花木は非常に長く、7〜10月ごろまで、次から次へと咲き続けます。
葉は幅の狭い竹の葉に似ており、花が桃の花に似ていることから、「夾竹桃」と名付けられました。
キョウチクトウは樹高2〜8m、樹形はやや株立ち状となり根元から枝を出します。
夏に若枝の先に集散花序をだし、芳香のある花が秋まで咲きます。
キョウチクトウはインドで生まれて、中近東方面の暑い地方に生育している植物なので日本の夏にも適しています。
そして、夏の間、100日以上も花をつけて、人々の目を楽しませてくれます。
日本で栽培中のキョウチクトウはほとんどが桃色と白ですが、他に赤、黄、紫色などがあります。
園芸品種は50種以上もあり、種類の変わったものを栽培すると面白い庭づくりができます。
キョウチクボクは暖かくて湿気の多い環境を好む四季咲きの植物ですから、花期は暖かい地方なら長く、寒い地方では短くなります。
日本では、山形県以南なら生育するといわれていますが、無理のない栽培地としては関東以西が適地といえます。
キョウチクトウの主な楽しみ方は下記の2つです。
@生け垣や目隠し
キョウチクトウは家と家との境目に、生け垣仕立てにして楽します。
常緑性で葉がよく伸びるので、目隠しとしても、よく用いられます。
家の周囲や道路沿いに列植する場合は、桃、白、赤などの色を交互に植えると、とても美しい生垣になります。
A鉢植え
キョウチクトウは鉢植えにしても、夏を盛に長い間、花を楽しむことができます。