植え付け時期:
ジンチョウゲの植え付けや植え替えの適期は4月と9月で、大きな株になってから植え付けると根が太く枝分かれしにくいため、なかなか根付かないので、苗木を根を傷めないように慎重に植えるようにする。
地植えの場合は一度植えると植え替えの必要はないが、鉢植えの場合は鉢が根でいっぱいになってきたり大きくなって鉢とのバランスが悪くなったら植え替えを行う。
植え付け方:ジンチョウゲは根を傷めるとなかなか根付かないので注意が必要。
植え替えの際は根を傷めないように、まわりの土を軽く落としてから新しい用土で植えるようにする。
植え付け場所:ジンチョウゲは日当たりの良い場所で育てるように心がける。
地植えにする場合は西日の当たらない場所に植え、鉢植えの場合も夏は西日を避けた場所に置くようにするとよい。
寒さには強いが、一応暖地性なので冬は寒風の当たる場所を避ける。
地植えの場合で強く風が当たるようなら、風よけを行う。
寒冷地では鉢植えで育て、冬は室内の日当たりの良い場所に取り込むようにする。
剪定やお手入れ:
ジンチョウゲは切り戻しを行わなくても樹型は自然にまとまるが、枝が混み合ってくると風通しが悪くなったり、充分に株元まで日光が当たらなくなるので、混み合った枝を根元から切りとるようにする。
むやみに枝を切ると切った枝が枯れてしまうことがあるので、切り落とす枝は必要最小限にとどめるようにする。