屋上庭園
ヒートアイランド現象への対策、建物の断熱性や景観の向上などを目的に、建物の屋上に植物を植えることを屋上緑化や屋上庭園などと呼びます。
建物の外壁につる性植物などを這わせる、壁面緑化というものもあります。
デパート、企業、学校、役所など公共施設から始まったものですが、現在は集合住宅や個人宅の屋上でも見かけるようになりました。
ためておいた雨水などを利用することで、人工的なメンテナンスを必要とせずに続けられるのが理想です。
庭園を訪れた鳥たちより運ばれた種子が、芽を出し育つことで、植えた時とは違う草や木が生えてきます。
そうして長い時間をかけて自然に庭園の姿が変わっていくのです。
ただし、実際のところは理想通りにいかず、作成費よりメンテナンス代の方が高くなる場合も見受けられるようです。