庭での注意点
樹木を庭に植える時に、敷地の端の方に植える傾向があります。
しかし、それでは生長すると枝葉が隣家に出てしまい、トラブルの元です。
隣家から苦情ば出れば、そちらの側をバッサリ切る他はなく、樹木本来の樹形が損なわれてしまいます。
樹木の成長を見越して、建物よりに植えてください。
人目が気になるからと言って窓の前だけ樹木を植えて目隠しをすると、隠したいのがあからさま過ぎて、ご近所でのイメージが悪くなります。
目隠しをする場所以外も、同じスタイルでそろえて植えるとデザインと受け取ってもらえます。
自分もご近所も楽しめる庭づくりを心掛けたいものです。
樹木は種類により、葉の落とし方が異なります。
ツバキ、モッコクなどの広葉樹常緑樹はひと月くらいかけてゆっくりと葉を落としますが、広葉落葉樹は風などに飛ばされ、一週間くらいで一気に落ちます。
散らかる、隣家に飛ぶ、雨どいに溜まるなど、落ちた葉の掃除が大変なのは広葉落葉樹です。
針葉樹の葉は、引っかかる上、風に飛ばされにくいので、根元に落ちて積ります。
こうしたことも、植える木を選ぶ際の参考にするとよいでしょう。