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<輸出入および通関など貿易に関する専門用語集>
コンテナとは貨物をユニット化する輸送容器のことで、サイズはISO規格で8×8×20、もしくは8×8×40が一般的。乾燥貨物用コンテナ、断熱コンテナ、冷凍コンテナなどの目的ごとに種類は豊富。
コンテナ輸送により荷造りを簡素化できるだけでなく、盗難の危険率が低下するほか、複合運送によるスピード化なども実現。
コンテナは英語では"Container"という。
20世紀半ばに世界的なコンテナおよびコンテナ荷役機械の標準化がすすめられ、貨物の荷役作業はもとより、物流全般、港湾・倉庫・船舶・鉄道の設計や仕組みまで激変させた。コンテナ化は20世紀の物流革命の最も重要な要素の一つといえる。
海上コンテナの最大総重量(自重を含む)は20フィートで20,320〜30,480kg、40フィートで24,000〜30,480kgとなっている。
一般的な海上コンテナの自重 (Tare Weight) は、ドライ・コンテナで20フィートが約2,300kg、40フィートが約3,800kg。リーファー・コンテナ(冷凍コンテナ)で20フィートが約2,800kg、40フィートが約4,200kgであるが、コンテナを製造するメーカーや材質により異なる。
また、主な海上コンテナにはドライ・コンテナ(Dry Container)、オープントップ・コンテナ(Open Top Container)、冷凍コンテナ(Reefer
Contaier)、フラットラック・コンテナ(Flat Rack Container)、タンク・コンテナー(Tank Container)、ベンチレータ・コンテナ(通風コンテナ)、ハンガー・コンテナ(Hanger
Container)が存在し、用途により使い分けされている。
この外に特殊用途に使用するコンテナとして、自動車輸送用のカー・ラック・コンテナ、家畜輸送用のペン・コンテナ、獣皮の輸送用のハイド・コンテナ、穀類や粉状・粒状の貨物の輸送用のバルク・コンテナといった種類のコンテナがあるが、その特殊性のため運用数も極端に少なく、また運用区間も限られている。
貿易用語集
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