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<会計および財務管理に関する専門用語集>
- リース取引
リース取引とは借入という形で借りながら、リース物件を購入した場合と同じ効果を得る代わりにそのリース料を支払う取引のこと。
ファイナンスリース取引とオペレーティングリース取引の二つがある。
ファイナンス・リース取引の会計処理は、通常の売買取引と同じように扱われるが、
これ以外のリース取引は賃貸借取引として扱われ、財務諸表に注記として記す必要があります。
- 流通市場
流通市場とは証券取引所やジャスダックなど、有価証券が売買される場所のこと。
- 流動・固定の分類基準
流動・固定の分類基準とは流動資産と固定資産、流動負債と固定負債の分類基準です。
ワン・イヤー・ルールと正常営業循環基準ともいい、基本的に1年より長いものは固定負債/資産、短いものは流動負債/資産となる。
- 流動比率
流動比率とは流動資産を流動負債で割った比率で、
企業の短期(正常営業循環期間内)の支払能力を見るための指標のひとつ。
150%以上であれば、安全だとされている。
- 流動負債
流動負債とは企業の通常の営業活動によって発生した債務や、
決算の次の日から1年以内に支払期限が到達する債務のこと。
債務以外にも1年以内に使用される見込の未払費用や引当金も流動負債とされる。
- 臨時差益
臨時差益とは経常的に発生しない臨時的な損益のことをいい、次のようなものがある。
・固定資産売却損益 ・固定資産除却損 ・投資有価証券売却損益 ・災害による損失
- 連結決算
連結決算とは、国際化や様々な不正を防ぐために生まれた連結財務諸表を作成する決算手続きのこと。
- 連結修正手続
連結修正手続とは連結財務諸表を作るために、個別財務諸表を合算させる以外の手続のこと。
- 連結調整勘定
連結調整勘定とは連結決算手続を行う際に、親会社の投資勘定と子会社の資本勘定を
相殺消去した結果生まれる消去差額のこと。
連結調整勘定は「のれん」に似ているため
連結貸借対照表の無形固定資産に計上される。
償却は20年以内に、定額法などで償却しなくてはならない。
- 連結納税制度
連結納税制度とは完全支配関係にある親会社と個会社を連結グループとして
連結所得に対して、法人税を課税する制度のこと。
税金は各法人の所得を基礎として連結所得額を計算し、連結法人税を計算した後、計算した連結法人税を各法人へ分配する。
- 労働生産性
労働生産性(万円)とは一般的に従業員一人当たりの付加価値額で、その企業の付加価値額を従業員数で割ったもの。上場企業の労働生産性は約1500万円。
- 労働装備率
労働装備率(万円)とは企業の機械化の進み具合を見る指標で、使用総資本の中の有形固定資産(建設仮勘定を除く)を従業員数で割った数字。
- 労働分配率
労働分配率とは人件費・労務費を付加価値額{売上高−外部購入価値(原材料・外注費・仕入原価)}で割った指数で、賃金交渉や賃金の国際比較などでよく使われる指標。上場企業の平均は約50%。
- 労務費
労務費とは一般に製造原価明細表の中の労務費と損益計算書の中の販売費・一般管理費の給料手当、賞与金、退職給与引当金、福利厚生費、役員報酬などの合計額。
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