宮部みゆき氏の
楽園を読みました。
特に好きな作家という分けじゃないんですが、というか、なかったんですが、やはり評判の作家だけあって、読む作品の外れがないので、今では好きな作家さんです。
楽園については、前評判というか事前情報なしで読み始めました。
いやー、面白かったです。
--- 以降、話の内容にかなり直接触れてしまっているので未読の方はご注意を ---
冒頭、事故で亡くした子供が超能力があったようなので、調べてもらえないかという依頼が入ります。
依頼された主人公のライター、滋子は過去に大きな事件に関わったことにより、心に大きな傷を負っており、ライターとしての仕事を再開したばかりの様です。
物語が進むにつれその大きな事件というのは
模倣犯の事だと分かります。
確かに言われてみれば、ライターが出てきたような気がするのですが、模倣犯を読んだのは随分前のことだったので、あまり思い出せません...
依頼の超能力があるかもしれないと思ったきっかけの事件と絶妙に絡み合ったストーリーで一気に読まされました。
上下巻で結構なページがありますが、アメリカ出張の間のかなり早い段階で読み終わりました。
2015/02/21
採点:★★★★★
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