1991年の"このミステリーがすごい"で1位であった大沢在昌の
新宿鮫につづいて、
1992年の"このミス"では2位となった続編の
新宿鮫II 毒猿。
感想や評判を見ていると、前作をしのぐ面白さとのことで合わせて購入したので読みました。
正直、新宿鮫自体はそれほど嵌らなかったので、あまり期待していませんが、
まあ、買っちゃったし、つまらなくはなかったので。
なんで、このミステリーがすごいで評価の対象になるのか全然分からないのですが、
どこもミステリーじゃないと思うんですが...
今回は、主人公の鮫島はむしろ脇役的な扱いで、物語は台湾から日本にやってきたの凄腕殺しや毒猿、
その毒猿に狙われている台湾マフィアのボス、毒猿を追ってきた台湾の刑事、郭が物語の中心です。
まあ〜、毒猿がすごい。
郭さんもなんか渋くてかっこいい。
物語の展開も早く、ワクワクしながらあっという間に読んでしまいました。
物語を楽しむにはいいですが、アクションシーンというか戦いのシーンなど、
捻りもなく、かっこいい(だろう)アクションのシーンの描写となっており、
なんか、読み応えはあまりありませんでした。
物語自体も捻りとかは感じられず、まあ、シリーズ物の中で、
当たりの登場人物の回だった感じですかねぇ〜。
特に新宿鮫ファンでもないので、イマイチでした。
巻末にある書評を見ると引くほど絶賛されているのですが...
10作目まで出ているようですが、まあ、続編は今のところあまり興味ないですかねぇ〜。
4作目の無間人形が吉川英治文学賞を取っているらしく、ちょっと興味ありますが...
採点:★★★☆☆
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