逢坂 剛の
禿鷹の夜を読みました。
特に興味のある本でもないのですが、何か面白そうな本がないかと
過去の賞でも検索した際に、引っかかったのだと思います。
主人公の禿富鷹明(とくとみたかあき)は警察官ですが、
とにかくむちゃくちゃなキャラクターでした。
完全に悪者です。
外見の描写があるのですが、鋭い猛禽類の目に、
は虫類のようなイメージに妙に厳つい肩と気持ち悪い感じです。
しかも、作中は本人の気持ちの描写はなく、台詞や行動でのみ物語が進むため、
ホントは何を考えているのか分からず、更に不気味さが増します。
話はヤクザと南米のマフィアの抗争に禿鷹が巻き込まれ、
その原因となった禿鷹の女の死の謎がミステリー色のある部分ですが、
それほど重要でもないかと。
最後はヤクザの親分の娘が殺されるなど、意外な展開もあるのですが、まあ、
何ともむちゃくちゃとしか言いようがありません。
私にはあまり合わない物語でした。
結構人気があるようで続編もあるようですが、読むことはないでしょう。
採点:★★★☆☆
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