宮部みゆきの
誰かを読みました。
宮部の作品は火車や模倣犯を読んで結構楽しめたので、
それなりに期待しての読書です。
先週のマレーシア出張で、帰りの飛行機の隣の席だった人が、
飛行機の中で読んでいるのを見かけました。
私はといえば、元々体調不良だった上に、
ほとんど寝ずに働いて夜のフライトだったので、爆睡でした。
う〜ん、期待して読んだのですが、イマイチでした。
老人が自転車ではねられて死亡するところから事件が始まるのですが、
その被害者の娘2人が父親のことを本にいたいと言い出し、
犠牲者の勤めていた会社の会長の娘婿のところに話が来ます。
なんか、犠牲者には後ろ暗い陰があるのではないかと伏線というか展開があるのですが、
イマイチ明確でないので、あまり盛り上がって読むことができませんでした。
--------------------以下、ネタバレがあるのでご注意を------------------------
その後、ラストにかけ犠牲者が過去に関わった、
同僚の父親殺しの隠蔽が明らかになるのですが、
それほど、謎として必要性もないので読み応えなし。
また、姉の婚約者が妹とも関係を持っていることが分かるのですが、
これも、妹が事件解決の多少の邪魔をしていた程度の動機で、
特にこれと言った驚きもなく、安っぽいオチといった感じ。
期待していただけに非常に残念な作品でした。
つまらないわけではないのですが、特別面白くもないと。
2時間ドラマスペシャルにちょうどいいんじゃないかな?
何か、どろっとしたところもあるし。
採点:★★★☆☆
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