アガサ・クリスティーの
ナイルに死す
(Death on the
Nile)を読みました。
最初は登場人物の把握に時間がかかりましたが、
ナイル川での旅行が始まってからはすらすらと読めました。
それにしても最後まで登場人物の名前と職業や背景がイマイチ一致しませんでした。
というのも、リネットとサイモン、ジャクリーン以外は
イマイチ、キャラが立っていないというか薄い存在だったので...
-------------以後はネタバレもありますので、ご注意を--------------
犯人は最後まで確証を持てませんでしたが、何となく最初の段階から、
先述のように他の登場人物の薄さから、サイモンだったら面白いなと思っていました。
サイモンだった場合は間違いなくジャクリーンとは共犯なんだろうと。
そうなると動機も彼らには十分あるので"読み"やすい。
ただ、問題はどうやってやったかですが、これだけヤマカンで当りを付けていたにも
かかわらずまったく分かりませんでした。
全く持ってすごいです。このオバハン(クリスティー)は。
更に、最後の終わらせ方も粋で好きです。
それにしても、アガサの作品を読みすぎたのか、
ミステリーをそれなりに読んできたからなのか、
少し、先を読みすぎるようになったというか、
少しパターンを読めるようになってきてしまった気がします。
それでも、面白い作品はまだまだアルでしょうから、
もうしばらくはミステリーのメジャーどころを読み漁ってみようと思いますが。
採点:★★★★☆
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