最初に読んだ
死神の精度はあまり面白いと感じなかったのですが、
伊坂先生の名声をリスペクトし、まあ、売れているのでってことですが、
その後に読んだ
ゴールデンスランバーは面白かったので、
どちらかというと好きな作家になりました。
そのため、
伊坂幸太郎の
重力ピエロを読みました。
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春が2階から落ちてきた...すごい始まりです。
兄の泉水(イズミ)と弟の春(ハル)の物語、両方とも英語にすれば"spring"。
弟の春は母親がレイプされてできた弟。
何というか、すごいバックグラウンドでびっくりです。
読み進めて行くにつて、このことは事件に関係大ありですが、
それだけでなく、彼らの人生にどう影響を与えているのか、周りの人間も含め、
どう消化しているのかなど、重たくはないのですが、なんか上手く消化できるというか、
しっかり向き合っている気がしておなかいっぱいです。
事件についてのミステリーは率直に言って、
どうでもいいようなレベルの話になってしまっている気がします。
どうも、ミステリー小説としての楽しみよりも、
文学的な楽しみの方が勝っているような...
私は文学のおもしろさを全く知らない人間なので、
これが文学的なおもしろさなのかどうかは分かりませんが、そんな気がふとしました。
最後に、死神の精度には春とおぼしき登場人物が出てくるのですが、
そして、なにやら死神くんだったか逃亡中の犯人だったか
会話を持つのですが、何となく、この小説の中のハルとは、
少し違った人間に感じましたが、読み返してみます。
時間があれば...
採点:★★★★☆
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