百田尚樹の
モンスターを読みました。
永遠のゼロや海賊と...で大ヒットの百田尚樹氏ですが、その出世さくっぽいモンスターから読んで見ることにしました。
最近評判の百田さんの作品を初めて読みました。
仕事で異動があってバタバタしていたので、読んでから感想を書くまでに時間がかかってしまっていて、いつ読んだかあまり覚えていませんが、スケジュール帳を見るとどうやらマイナス30°のアメリカで読んでいたみたいです。
大きな会議の準備で前乗りで行っていたのですが、吹雪の為、当日のミーティングはTV会議となり、何のために行った出張だったかよく分からなかったのを思い出しました。
ところで本作品ですが、とても面白かったです。
物語は一人の醜い女性が美しく自分を変えていく過程と、抜群に美しくなった後も学生の頃の恋を忘れられないといった人間の感情や欲望をストレートに描いたものでした。
中身を判断することなく、見た目だけで醜い人に対してひどい仕打ちをする人々の性。
美しいものに対してはその中身にかかわらず、halo効果で全てを肯定してしまう人間たち。
美しいものを求める人間の情熱と執念。
などといった、人間の理性ではなく、本能に結びつくような、一歩間違えは醜い欲望を描き出した作品だと思います。
何か、臭いモノには蓋をしろ的な感覚で覗いちゃいけない感情というか欲望なんじゃないかとも理性がストップを欠けるのですが、やはり本能が共感しちゃうんですよね...
でも、そうしないといけないと思うんですよ。優等生的に理性でガードするんじゃなくて。
あと、整形手術の目頭を切る方法に関しては、ついつい芸能人でチェックしてしまうようになりました。
結構いますね。やってる人。
2015.06.30
採点:★★★★★
おすすめ購入先
イーブックオフ
おすすめ!
価格競争力が抜群!愛用のサイトでいつもまとめ買いしています。Tポイントも使えます。
アマゾン
品揃えは抜群!本だけでなくCD・DVD・日用品・家電・おもちゃと品揃え抜群。送料無料も魅力!
紀伊國屋書店
紀伊國屋書店のオンラインショップ。紀伊國屋ポイントをお持ちの方におすすめ。