道尾秀介氏の
月と蟹を読みました。
最近どんどん嵌っている道尾作品ですが、 直木賞受賞作ということで、これまで以上に期待できそうです。
ポーランドへの出張中に読みました。
何とも暗い雰囲気の物語でしたが、春の明るい気候の中で読んでいたので、よかったです。これが、ポーランドの暗く寒い冬に読んでいたと思うと、どよ~んとした空気の中で気が滅入ってしまっていたと思います。
感想ですが、期待したほど、面白くはありませんでした。
なんか、物語の中に入り込めないというか、気持ち悪くて...
それぞれの3人の子供がメインのキャラクターで、それぞれの気持ちは伝わってくるというか、抜群に上手く表現されているのですが、なんか、どうでもいいって感じで...
氏の作品には子供の心理描写が多く、得意なんだなあ~と感じました。
葛藤や、自分の気持ちを上手く理解できなかったり、伝えられなかったりっていう。
でも、だから何?って感じのままなんですよね...
そういう面では龍神の雨の方がよかったと思います。
これが何故、直木賞なのか分かりません。
そんなに面白くなかったし、心にも響いてこなかったのですが...
こちらの
道尾秀介ランキングでも最下位になってしまいました...
期待していただけに、がっかりです。
う~ん、なんか、最近、道尾作品がイマイチになってきました。
面白くないって分けじゃないんでしょうけど、合わないっていうか...
他の作品を読むかどうかちょっと迷い始めました。
2014.06.22
採点:★★★☆☆
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