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有川浩氏の図書館戦争を読みました。

最近ヒット作を連発している有川浩氏の大人気シリーズの図書館戦争ですが、ずっと読みたいと思っていましたが、購入して本棚に山になっている本をやっつけてからと思っていたので、こんなタイミングになってしまいました。

出張中の飛行機の中でも映画版をやっていましたが、本の評判がよかったので、見るのを我慢しました。映画も評判がよいようだったので見たかったのですが、先に映画を見てしまうと本を読む際の楽しみが激減してしまうと思って...

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早速感想ですが、評判通りの面白さでした。予想以上に面白かったです。
シリーズの続編を早く読みたいです。

肝となる図書館を巡る戦争というかメディア良化法を巡る争いについては、はっきり言ってどうでもいいというか、ここまでひどくはならないだろうと思うのですが、まあ、ある意味、本を読んでいる人は基本的に本を好きな人が多いのでしょうから、この設定はうまいな～というか、正解だな～と思いました。
あまり、巧妙に狙ってこのような設定にしている感じはしないのですが...これがセンスってやつですかね。

読んでいると魅力はやはり登場するキャラクター達だと思います。
それぞれのキャラクターの設定が絶妙で、しかもそのキャラクターの作り込みと世界観の作り込みが上手いので、とても魅力的なお話になっています。
しかも、無駄なというか変な文学作品気取りの雰囲気もなく、好きでした。文学作品的な話を否定する分けじゃありませんけど、そういうのは単に好きじゃないので。

登場人物同士の会話というかやりとりがちょっと少女マンガ的なところもあるのですが、それぞれのキャラクターの特徴が上手に反映されていて、読んでいて心地よいです。というか、勉強になります。


こんなに面白いと思わなかったので、続編は一緒に買いませんでした...
早く買って読みたいのですが、本棚に他に一緒に買った本達が山積みになってしまっています。これらを飛ばして読んでもいいのですが、なんか、勿体ないというか、お金を損したというか、無駄にしてしまったという気がして、気が引けます。

ということで、溜まってしまった本を読んでから、次にまとめて本を購入する際に買おうと思います。
いっぱい残っているので、かなり後になってしまいそうですが...

ホントに面白かった。お気に入りの作品になりました。
他人に薦めたい一冊です。

2014/06/22


採点：★★★★★


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