大学の恩師(といっても直接研究室の教授だったわけではありませんが)、が東京大学時代に朝香先生から授業を受けたことがあるらしく、この人の理論を実践できなかったから戦争に負けたんだなんて言っていたのが印象に残っていたので読んで見ました。
ちなみに、この教授は朝香先生に授業で下駄を履いていて怒られたらしいですが、私はこの教授の授業にビーチサンダルで行って怒られました。時代は繰り返されるのですよ、先生。
教授、自分が怒られたことは大昔なのに覚えているのに、私に怒ったことは覚えていなかったみたいです。
肝心の内容ですが、教科書を読んでいる気分でした。
気合いを入れて読まないと、スッと頭に入ってこない...
内容としては、社長が会社の企業方針や目標を設定し、それを受けて各担当役員、部長、課長、係長...とそれぞれの領域で、上位方針をサポートするための方針や戦略・戦術を立てて、実行していくことが必要と受け取りました。
また、各機能部署での管理にはQC手法に基づいた、統計的管理手法を導入する必要があると。
更に、各機能部署を横断するようなプロジェクトや案件については、各組織の利害が衝突したり視点が異なるためにスムーズに機能しないことがあるので、その調整役を担う組織や人間が必要とも説かれています。
そして、各部門や機能部署での方針や業務が会社方針に沿った、正しい方向、タイミングで進捗しているかを確認し、徹底させるための社長診断などのトップ診断が欠かせないと。
冒頭、教科書的なと書いたのはあるべき姿や目標は説かれていますが、howについては細かくは書かれていないためです。
確かに上記に書いたようなが項目がhowと言えばhowなのですが、大きすぎて...
2012/12/05
採点:★★★★☆
おすすめ購入先
イーブックオフ
おすすめ!
価格競争力が抜群!愛用のサイトでいつもまとめ買いしています。Tポイントも使えます。
アマゾン
品揃えは抜群!本だけでなくCD・DVD・日用品・家電・おもちゃと品揃え抜群。送料無料も魅力!
紀伊國屋書店
紀伊國屋書店のオンラインショップ。紀伊國屋ポイントをお持ちの方におすすめ。