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「読書の時間」は備忘録として読書の感想や書評をまとめたサイトです。

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カリスマ 人を動かす12の方法石井裕之


数々の心理テクニックの本を出されている石井裕之氏の著書、
カリスマ 人を動かす12の方法を読みました。


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組織の中で働くと、人を動かしたり、お願いしたり、コントロールしたり、マネージしたりと、
人との関わりが仕事の成果を左右することも少なくありません。

自分一人では全ての分野のスペシャリストとなることはできませんし、
仮にできたとしても同時進行で全てをこなすことはできませんから、
どうしてもチームや組織としての成果を求められることになります。

そんな中、皆さん他の業務も持っていますし、優先順位がありますから
依頼したことに対して望み通りの成果を出してくれるとは限りませんし、
そもそも、前向きにやってくれるかすら怪しいこともあります。

何か仕事を指示したり依頼したりする際に必ず抵抗されると嫌な気持ちになります。
気持ちよく仕事を受けてくれたり、文句を言わずにきちんと成果を出してくれるに越したことはありません。

カリスマのある人の仕事の指示や依頼だと、みんな一生懸命働く気がします。
少なくとも、"嫌だ"と抵抗はしないのではないかと思います。
そんなですから組織やチームとしての仕事がどんどん進みますし、どんどん成果が出るのではないかと。
そんな風になったら楽だろうな〜。いいなぁ〜。となんかヒントでもあればと読んでみました。


内容としては、まあ、そうだろうな〜と思うものばかりで、驚きもないですが納得はしました。

例えば、うなずく頻度を少なくしてカリスマ性を演出するとか、
握手の仕方やしゃべり方などの仕草や行動についても細かいテクニックが紹介されています。

さらには気構えも紹介されています。
成果を出すのには自信が必要だ。成果を出しているから自信が出てくるのだが、
最初の成果を出すまではウソでもいいから自信を持つのが大事だとか。

他には、他人をmeタイプとweタイプに分けて、それぞれのタイプの人間に対しての
接し方や褒め方、叱り方などが紹介されています。


これらのテクニックは冒頭にも書きましたが、まあ、そうだろうな〜ぁという感想です。
これさえやっておけば大丈夫、これは!と思えるモノはありませんでしたが、
まあ、これは無茶なお願いというモノでしょう...

これらのテクニックを積み重ねることにより、カリスマ性を少しでも高められるのは納得できます。
ただ、それぞれのテクニックがどれだけの効果があるのか定量的に量れないので
できるやつからコツコツと意識して実践するようにするしかなさそうです。
まあ、意識してクセになるぐらいになれば、気づかないうちに他人を動かすのが
楽チンになっていればいいですけど...そうなるまでの道のりは遠そうです。


採点:★★★☆☆









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