すごい会議 大橋禅太郎を読みました。
題名で面白そうだったのと、確かに会社でも有意義な会議とだらだらと
何も決まらない会議があり、少しでもヒントになるものがあればと思って買ってみました。
結果は全然すごくありませんでした。
まず、導入部として彼の大学卒業から、その会議に出会うことになるベンチャー
を立ち上げるまでの経過が、最初の1/3ほどにあります。
ここは興味深く読みましたが、深みはありません。
あくまでもさらっと書かれています。
その後、会議を自分のベンチャーで導入した際の様子がさらっと書かれており、
これが1/3ほどを占めています。
最後にその"すごい会議"で使ったシートが添付として、1/3ほど占められています。
で、肝心の会議の進め方なのですが、まあ、至極当然というか、少し違う形で、
社内で常に言われていることと変わらないかな?と。
・目的を明確にし共有する
・誰がいつまでに何をするかを明確に決める
・進捗にあわせて定期的にフォローする
こんなところです…
他人に勧めるほどの本ではありませんでした。
ところで、この本の中で会議の95%はただのコメントの交換で、
これが建設的な提案やコミットに変われば、その会議は飛躍的に効率のよい
すばらしいものになるという部分がありましたが、これには大賛成です。
特に日本の会議ではしょうがないのかもしれませんが、
評論家のような自らは手を出さず、物知り顔で口だけ出している人がよくいますから。
これに関しては、
「上司は思いつきでものを言う」という本に
おもしろい洞察がありました。
まだ読みかけですので、終わったら感想を書こうと思います。
「出世のルール」浜口直太では、出世する人は会議での
「前向きで具体的な提案をする」とありました。
これは今でも覚えている一節です。
上記の95%のコメントの中で、実際に仕事を前に進めるのは、
この様な人たちになるのでしょう。
ともあれ、魔法のようなすごい会議は、この本には見つけることができませんでした。
採点:★☆☆☆☆
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