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みのもんた氏の義理と人情を読みました。

朝にニュースからバラエティーまで、幅広く活躍する「みのもんた氏」のエッセイということで、何かしら参考になることあると思い、読んでみることにしました。

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みのさんの仕事に対しての考え方ですとか、苦労について書かれていました。

結構、本音が書かれているような気もしますが、それでもなんかきれい事、正論が前に出すぎている気がするんですよね．．．本当に思っているのか？それともこういった本だから、そう書いているのか？？？ちょっと判断がつかないところはありますが．．．


就職活動の際の失敗や、ラジオのDJとしてブレークしたものの天狗になって干されてしまった話、家業を継いで苦労しながら業界での再起を目指した話しなどが赤裸々に告白されています。

なんか、参考になるように気もしますが、杓子定規過ぎる気がして、実用的じゃないような気もするんですよね．．．でも、他の啓発本やハウツー本も正論ばかりですから、同じだと思いますが．．．何かみのさんだと、もっと本音が聞けるんじゃないかって期待しちゃうところもあります。

でも、そういえば、昔、若かった頃、みのさんの事は好きじゃなかった事を思い出しました。

あまりにも正論ばかり言うので、やんちゃしていた自分としては後ろめたい気持ちになったのを覚えています。それでも、そういう人は他にもいるんですが、みのさんはホントはそんなまじめじゃないような気がして、裏ではホントは悪いことというか狡いこと、人に胸を張っていえないようなことをいっぱいしてるくせに！って勝手に思って、嫌いになっていた気がします。

だって、見た目が真面目じゃないですもんね．．．


子供の教育についても少し書かれていますが、あんな事件があったので、今となってはどう思っているのか、聞いてみたいところです。
もちろん、もういい大人になった人間が犯した罪で、みのさんにいつまでも責任があるとは思いませんが．．．それでも、あれだけ正論ばかりをＴＶで吐いていたんですから、ああいう形で責任を取らざるを得ませんよね．．．それに対して、言い訳がましいことや愚痴を仰らない姿には好感を覚えます。潔いというか．．．本心では納得していないのではないかと推測しますが．．．


あれだけ、1つの世界で成功、活躍された方の物事の考え方ですので、一読の価値はあるかと。

2015.01.25


採点：★★★★☆


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