野村克也の
あぁ、阪神タイガースを読みました。
野村監督が阪神タイガースについての分析を書いた本です。
以前の巨人軍論もおもしろかったので、特に、野球ファンというわけでもありませんが、
読んでみることにしました。
85年の優勝以来、低迷を続ける阪神タイガースを再建するべく、
監督を任されたのですが、結果を出すことができなかった野村監督が、
その反省やタイガースの問題を分析しています。
読んでいると、阪神は人気球団であるために、選手が甘やかされていて、
ハングリー精神が足りないようです。
監督がどんなにがんばろうとしても、
マスコミとファンが甘やかした選手がついてこないのだとか。
また、ずっとリーダーとしてふさわしい選手がいなかったようで、
野村監督は編成部に依頼して、オーナーにも直訴したが、かなわなかったとか。
それに反して、星野監督はコネを使って自分で話をまとめて、
金本、新井、伊良部などを連れてきたのだとか。
う〜ん、そこまでやらなければいけないか...
目的を達成するためには必要なものを獲得する力、
資源獲得力も重要なんだな〜と感心させられます。
野村監督の星野監督の成功や自分の失敗を、
冷静に分析されているところに好感が持てます。
よく、こういった類の本になると、自分のことは棚に上げて反省せず、
他人ばかり批判しているものが目につきますが、この本はそうではありませんでした。
採点:★★★☆☆
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