大橋巨泉氏の
どうせ生きるならを読みました。
クイズダービーや世界丸ごとハウマッチなどの人気番組の司会として一線で活躍していながら、突然のリタイア宣言で一気に一線から退いた大橋巨泉氏のその後の人生や生き方、感想などのが書かれたエッセイです。
世の中の皆さんに40代セミリタイアを勧めた手前、その後の自分の人生で、よかったこと、失敗だったこと振り返って皆さんに報告するのが半ば義務だろうと執筆を決心したのだとか。
早々にリタイアしての優雅なセミリタイア生活ですが、そのコツというか心構えを説かれていました。現実にそういった生活がデキる人はうらやましいと思います。その可能性があるなら、かなり参考になるとは思うのですが、今の私の状況からでは無理かな...残念ですが。
もうひとあがきして見ようと思うのですが、気力と体力がイマイチ付いてこないんですよね...まずは体力作りをしてみるのがいいのかもしれません。
本書の中身ですが、奥さん・人生のパートナーとの過ごし方や病気との付き合い方、健康を維持するための方法、自分の意志と向き合う方法など、自身の経験を通して紹介しています。
自分の失敗も率直に書いていて、好感が持てました。
自分の生い立ちや周りの人間との違いなども、嫌みというか優劣感を持っていると言うよりも、単なる違いとして受け入れているように見える辺りが印象に残りました。
私は多くの皆さんとこういったところが違う、考え方が違う、それは恐らく育った環境がそうさせたのだろう。両親の考え方から深く影響を受けたんだろう...というような事が書かれています。
とはいえ、だから皆さんもそうするべきだ!なんてならないのが小気味いい感じがします。
俺はこれが一番いいと思うから紹介するけど、それがいいと思うかどうかはあなた次第。って感じで、大人の付き合い方だな〜と。
幸いにも最近は仕事で色々海外に行かせてもらっていますので、異文化に触れる機会はずいぶんありますが、どうしても1~2週間の出張の繰り返しなので、観光もままならず、ほとんど仕事とホテルで寝ているだけです。
観光もいいですが、やはり住むとなると話が違いますし、文化や生活様式をより理解することができるかと。今、私の出張先は8ヶ所ぐらいに限定されていて、1年かけて回るのですが、すでに2〜3周目に入っていて正直、ちょっぴり飽きて来ちゃいました...最初の頃の新鮮なイメージがなくなっちゃったんですよね...行くたびに徐々に理解度は深まっているとは思うのですが...
どこか1拠点に腰をじっくりと据えて業務に従事したいとも感じる今日この頃です。
2014.04.28
採点:★★★☆☆
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