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「読書の時間」は備忘録として読書の感想や書評をまとめたサイトです。

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生きるコント大宮エリー

大宮エリー氏の生きるコントを読みました。


大宮エリーさんについては、何の知識もありませんが、以前笑える本を探していた際に、どこかで進められていた気がします。
たしかブックオフ・オンラインだったような気がします。

他にも何作品かオススメの作品があったのですが、全てイマイチでした。
と言うことで、これもあまり期待していませんが、まあ、その時買ってしまったので読んでみることにしました。


生きるコント (文春文庫)

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早速感想ですが、まあまあ、楽しむ事が出来ました。

一つ一つの話が短くまとまっているので、時間がないときにも気楽に読むことが出来あるし、2〜3回ほど笑ってしまいました。クスッと。
大ウケするのはありませんでしたが、それなりに楽しめました。
本を読んでいて笑う事なんてほとんど無いので、新鮮な体験でした。

まあ、たいしたことは無いのですが、日常の出来事をおもしろ可笑しく書いています。何気ない出来事を面白いこととして捉える視点と、面白く仕上げる文章力はたいしたものだなぁと感心しました。

ただ、素材自体が大したことないので、それなりの面白さしかありませんが...
まあ、身近な面白い出来事程度にはちょうど良いかもしれませんが、それだったら本で読まなくても、日常にあふれていますしね...


あと、本の内容とは少し異なりますが、この方、面白いこと大好き(体質?)のように見受けられるのですが、本に書かれているような普通の生活をされているのでしょうか?
本の中でははちゃめちゃな人間かのような書き方をしていますが、まあ、立派な自立した社会人ですから...少し面白い人だけど。

それよりも、この方の周りには、もう一歩踏み出してしまっている人たちがいっぱいいるんだと思うのですが、そっちはどうなんですかね?
もっとストレートに言えば、薬に手を出している・中毒になっていると言うことです。
マリワナから始まりコカイン、ヘロインなどなど...最近なら脱法ハーブも。

本当はこの世界まで行き着いている本物の娯楽ハンターでありながら、理性でそのことを書くのを踏みとどまっているのか?
もしくはそんな世界には手を出さない大人、立派な社会人で、でも面白いことは大好きなので、その制約の中で精一杯面白さをアピールしているのか...
疑問に思いました。

というのも、この方の本を読んでいると氏は面白いことを求めているように見えるし、自分のことをかなりぶっ飛んだ&面白い人間として書かれているのですが、それは所謂、一般的な世間での話であり、もっとすごい人たちがいることは周知の事実であり、むしろそういう人間と接する機会が多いと思ったもので...


読みやすく、外れないので暇つぶしにはオススメだと思いました。
一つ一つの話が短いので、ちょっとした時間の合間にも読むことが出来るので...

続編の「生きるコント2」も出ているようですので、読んでみようかな?

生きるコント〈2〉 (文春文庫)

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山ほど未読の本がたまってしまっているので、それがある程度片付いたら...
でも、新品で580円出すほどの価値があるとも思えず、ブックオフかネットオフで手頃なのがあったら買おうと思います。

と思ってネットオフで調べてみたら、198円でした。
何か本を買う際に、ついでに購入しようと思います。まあ、外れはないでしょうから。


2013/12/01


採点:★★★☆☆









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