なぜ日本人は落合博満が嫌いか？テリー伊藤
テリー伊藤の「なぜ日本人は落合博光が嫌いなのか？」を読みました。
テリー伊藤の独特の視点というか、常識に捉われず本質を突く力と、プロ野球の監督としてすばらしい実績を残した落合博光の組み合わせに、思わず購入してしまいました。
私自身はそれほど野球ファンというわけではなく、落合監督についての知識といったら、氏が中日の監督になってから中日の成績が一気に上がったとか、成績はよかったのに結局続投は無く、当初の予定通りの契約年数で監督を解任になったなど、ニュースでも結構取り上げられていたので、その程度です。
感想ですが、上記の私の予備知識からすれば、新しい情報も多々ありました。
それも、TV番組のプロデューサーとして活躍されているテリーさんの視点から面白いと思われるものが挙げられているので、ミーハー的な面白さは十分でした。
たとえば、一年目の監督に就任した際に、補強は一切しません。この戦力で優勝できます。と言って、ホントに優勝？準優勝？したとか。
しかも、軒並みプロ野球専門家たちがムリムリって言っていた中。
でも、落合さんのすごさの秘密の洞察としてはイマイチ、不十分でした。
ホントTV番組の薄っぺらさぐらい。
どうやら本書によると落合さんの常識に捉われない行動を支えるものは、目標に対して必要なものと不必要なものを見分けることの出来る野球に対しての知識や能力、それを遂行するためのcommittedな姿勢のようです。
どれも前例や慣習、しきたりに振り回される日本人には苦手なことだと。
そのため、日本人は落合氏を認めようとしないのだと。
でも、それはマスコミだけの話がします。
説明不足でコメントがよく分からん。
ファンサービスしない。
期待通りのコメントをしてくれない。
だから落合は嫌われるって．．．一般の日本人には関係ないし。
マスコミ受けしないだけでしょ？
一般的には十分すごさを認めてたんじゃないかな？と思います。
すげー人だな！って。
言ってることはよく分からんが結果を出すし。
やっぱり、すごい 人なんだなって。
やっぱり、一流の人や天才はすごいなーって。
落合さんのすごさは伝わってきたけど、その秘密はイマイチ分からなかった感じがします。
収穫としては、落合さんがオフに自身の発言やあの時どう考えていたなど、結構、赤裸々に語った本を執筆していると書いてあったので、それを読んでみようと思います。
本書とは別ですが、テリー伊藤さんについての感想というか印象について、少し書かせていただこうと思います。
最近はTV番組のプロデューサーだけではなく、コメンテーターとしても活躍をされています。（番組自体のプロデュースも兼ねているのかもしれませんが。）
その中で、コメンテーターやパネリストの議論がつまらない方向に集約しそうになった時に、敢えて暴論や反対意見をぶち上げて、しかもすばらしい頭の回転の速さでそれらしい理屈やロジックも添えて議論を混ぜ返すなんてシーンをよく見ます。
こんな時は、ホントはそんなこと思っていないクセに番組を盛り上げるためにやっているな。って感じて、非常に興ざめです。
だから、この人がTV番組で何をいってもちっとも興味が湧きませんし、意見を参考にしようとも思いません。
TV番組を作成する立場からすると、議論の空気を読んで、番組を盛り上げるために非常に重宝するのでしょうが。
もちろん、ご本人もそんなことは百も承知でやられているのでしょうが．．．
でも、世の中、そのテリーさんの本気じゃない暴論を本気で信じてしまって、それを拠所に行動を起こす人だっているんだと思います。
そういう人たちもTVを見ているんだっていうことと、テリーさんは世の中に大きな影響力を持っているんだということを本気で考えて欲しいなと思います。
（もちろんテリーさんだけでなく、ＴＶで意見を披露する全ての皆さんに対してですけど。）
考えているのかな？
それでも、敢えて自分の役割として演じているのかな？
でも、責任は取らないですよね．．．
仮に他人の人生を台無しにしたとしても。
まあ、本人の自己責任ですから、テリーさんの番組を盛り上げるための詭弁を信じた本人が悪いんでしょうけど。
でも、人間ってそんなに簡単に割り切れるもんでしょうか？
その辺りについて、テリーさんが本音を語っている本でもあれば読んでみたいです。
2013/1/13
採点：★★★☆☆
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しかも、軒並みプロ野球専門家たちがムリムリって言っていた中。
でも、落合さんのすごさの秘密の洞察としてはイマイチ、不十分でした。
ホントTV番組の薄っぺらさぐらい。
どうやら本書によると落合さんの常識に捉われない行動を支えるものは、目標に対して必要なものと不必要なものを見分けることの出来る野球に対しての知識や能力、それを遂行するためのcommittedな姿勢のようです。
どれも前例や慣習、しきたりに振り回される日本人には苦手なことだと。
そのため、日本人は落合氏を認めようとしないのだと。
でも、それはマスコミだけの話がします。
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だから落合は嫌われるって．．．一般の日本人には関係ないし。
マスコミ受けしないだけでしょ？
一般的には十分すごさを認めてたんじゃないかな？と思います。
すげー人だな！って。
言ってることはよく分からんが結果を出すし。
やっぱり、すごい 人なんだなって。
やっぱり、一流の人や天才はすごいなーって。
落合さんのすごさは伝わってきたけど、その秘密はイマイチ分からなかった感じがします。
収穫としては、落合さんがオフに自身の発言やあの時どう考えていたなど、結構、赤裸々に語った本を執筆していると書いてあったので、それを読んでみようと思います。
本書とは別ですが、テリー伊藤さんについての感想というか印象について、少し書かせていただこうと思います。
最近はTV番組のプロデューサーだけではなく、コメンテーターとしても活躍をされています。（番組自体のプロデュースも兼ねているのかもしれませんが。）
その中で、コメンテーターやパネリストの議論がつまらない方向に集約しそうになった時に、敢えて暴論や反対意見をぶち上げて、しかもすばらしい頭の回転の速さでそれらしい理屈やロジックも添えて議論を混ぜ返すなんてシーンをよく見ます。
こんな時は、ホントはそんなこと思っていないクセに番組を盛り上げるためにやっているな。って感じて、非常に興ざめです。
だから、この人がTV番組で何をいってもちっとも興味が湧きませんし、意見を参考にしようとも思いません。
TV番組を作成する立場からすると、議論の空気を読んで、番組を盛り上げるために非常に重宝するのでしょうが。
もちろん、ご本人もそんなことは百も承知でやられているのでしょうが．．．
でも、世の中、そのテリーさんの本気じゃない暴論を本気で信じてしまって、それを拠所に行動を起こす人だっているんだと思います。
そういう人たちもTVを見ているんだっていうことと、テリーさんは世の中に大きな影響力を持っているんだということを本気で考えて欲しいなと思います。
（もちろんテリーさんだけでなく、ＴＶで意見を披露する全ての皆さんに対してですけど。）
考えているのかな？
それでも、敢えて自分の役割として演じているのかな？
でも、責任は取らないですよね．．．
仮に他人の人生を台無しにしたとしても。
まあ、本人の自己責任ですから、テリーさんの番組を盛り上げるための詭弁を信じた本人が悪いんでしょうけど。
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