課長〜社長 島耕作シリーズ、人間交差点、黄昏流星群、加地隆介の議などの数々のヒット作を送り出してきた漫画家の
弘兼憲史氏の
気にするなを読みました。
何で、この人が人生の生き方を描いているのかがよく分かりませんが、同氏のマンガは楽しく読ませていただいているので読んでみました。
弘兼氏は子供の頃に一度、漫画家になるという夢を諦めたのだそうですが、社会人になってからあるきっかけがあり、また漫画家かを目指したのだとか。
しかし、夢は諦めなければ絶対かなうなどということは言わず、かなり現実主義的な意見が書かれています。
私もどちらかというと現実主義ですから、かなり共感できました。しかし、あまりこの方にあこがれているとか、尊敬しているとかという気持ちがないため、全然嬉しくなかったです。
弘兼氏が自分の作品について語っている部分もあり、例えば黄昏流星群はこんな暗いマンガが受けるとは思わなかったが意外と人気があってびっくりしたとか、課長島耕作はそのリアルさが受けている何て描かれています。
まあ、島耕作がリアルだとは全く思えませんが...そういう、感想もいただくのだそうです。
その他、漫画家としてやっていく中で、社会人(サラリーマン)経験がかなり役に立っていると描かれています。作品の中だけでなく、編集者や関係者との人間関係などで役に立っているそうです。3年そこそこの社会人経験で知った顔をして欲しくありませんが、まあ、何もないよりはましなのかもしれません。
それにしても、ホント仕事ばかりしているみたいです。60歳を超えても、今でも仕事のペースは全然落ちないのだそうです。これだけヒット作を持ち、有名な漫画家さんですから悠々自適な生活をしていてもおかしくなさそうですが、そうじゃないみたいです。モチベーションがお金を稼ぐと言うことではなく、作品を世に出したり、何かを世の中に伝えたい、評価されたいといった方に向かっているのでしょうね...その辺の考察は本書にはなかったように記憶していますが。
まあ、読んで損をしたとまでは行きませんでしたが、それほどオススメでもありませんでした。
2012/12/01
採点:★★☆☆☆
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