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「読書の時間」は備忘録として読書の感想や書評をまとめたサイトです。

Since 2012.01.22

ベルセルク三浦健太郎

10年以上前だと思いますが、大学の友人に進められて読みました。

なんとなく、アキバ系のやつだったし、期待していなかったのですが、
予想に反してとっても面白かったのを覚えています。

当時は14〜15巻ぐらいだったと思いますが、
最近、本屋に言ったら36巻まであったので、まとめて購入しました。


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当時の記憶もあいまいなので、最初から読み始めましたが、
やはり黄金時代といわれている14巻まではとても面白かったです。

その後も、まあ、面白いといえば面白いのですが、尻すぼみです。
物語が発展しないというか、見たいのはそんな話じゃない!ってかんじです。

33巻ぐらいから突然グリフィスがまた暴れだしたので、
面白くなるのかな?と思ったら、なんか、とんでもない方向に話が向かっています。

非常に残念です。

続きは気が向いたら読もうかな〜って程度になってしまいました。


最初のころのストーリーで王様だったか領主だったかが、
自分が永遠の命を得るために最愛の娘の命を差し出す選択に迫られ、
あんなにひどいやつなのに葛藤するところとか、
話は過去に戻ってガッツとグリフィスの出会い、そして裏切りというか"蝕"と、
非常に秀逸なストーリーだったと思うのですが…

何でも作者の三浦さんが頭の中にはアイデアがたっぷりあって、
物語を完結できるかどうか分からないなんてあとがきもありましたが、
当初は着地点が決まってなかったのですかねぇ?
漫画ってそういうものなのでしょうか?

なんでも体を壊しながらも描いているということで、心配でもありますが。

これだけヒットした作品があれば、金銭的には困らないと思うのですが、
自分の作品に対する使命感ですかね?
ファンへの使命感とか。

今のところ1〜36巻までの感想になります。


採点:★★★★









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