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シンガポールでのビジネス・観光・留学のためのマナーや常識、文化を紹介
<商談についてのヒントや注意点>
- 年齢や年功序列が重要視される文化ですので、もしあなたが代表団として訪問している際には、最も重要なメンバーから紹介するようにしてください。また、2人の人間を同時に紹介する際には、重要な人間の方を先に紹介するようにしてください。
- 一世代上の家族が部屋に入る際には立ち上がるようにしてください。また、職場においても上司が部屋に入ってくる際には立ち上がって迎えてください。
- いすに座る際には上司や先輩の前では足を組むことはせずに、両足の足の裏を地面にしっかりと付けて座ってください。
- しゃべる際には静かにやさしい口調でしゃべるようにしてください。そして、更に重要なのはいつでも冷静でいるように心掛けてください。
- 公の場で顔に泥を塗ることは(公の場で恥をかかせたり、冷静さを失わせること)はシンガポール社会ではマイナスとして受け取られます。
- 公の場で怒りを表面に表すことはシンガポールでは受けれられず、そういった人間は信用や尊敬に値しないとみなされます。
- いつでも冷静にいるよう努め、怒りを表すように押さえることにより、相手側にあなたが自らをコントロールでき信頼できる人間だとの印象を与えることが出来ます。
- 公の場では年上や上司の人間と議論したり、訂正したり、反対することは避けるようにしてください。そうすることにより、彼らに公の場で恥をかかせる結果となり、結果的には他者からのあなたへの信用や尊敬を失うこととなります。そのため、あなたがあなたのボスとシンガポール人の交渉団との面談を行っている際には上記に気をつけるようにしてください。
- シンガポールにおいて声を出して笑うのは楽しい笑いだけではありません。しばしば、恥をかくのをごまかしたり、緊張していたり、シャイであったり、意見に反対の意を表すのにも使われます。
- シンガポール人は単刀直入にはっきりと”No”と回答することは滅多にありません。たいていの場合躊躇した様子や弱いYesはNoを意味しますので、注意が必要です。
- ためらいがちな次のような回答は”No”を意味するものです。「Yes, but…」、 「This may not work out…」、「My schedule may not allow me…」
- 回答者が慎重にあなたの質問に対して回答を回避しようとしている場合にも、Noを意味する場合がありますので注意してください。
- 歯の間から息を吸って「シー」という音を出す場合には、日本同様にそこには深刻な問題や困難が存在するという暗示でもあります。この場合は表面上は肯定的な発言であっても、実際にはNoといわざるを得ない状況が背後に存在することを意味します。
- 回答の中で、”Perhaps”(恐らく)はYesである可能性があります。
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