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インドでのビジネス・観光・留学のためのマナーや常識、文化を紹介
<贈り物についてのヒントや注意点>
適切な贈り物の選び方と準備
- 贈り物はインドでは習慣となっており、好意の表現として受け取られます。とはいえ、最初の面談時にはお土産/贈り物は贈らないほうが無難です。
- 高価な贈り物はごく親しい友人や親類等に結婚などの特別の場面で送る以外は避けたほうが良いでしょう。
- インドではほぼ同額のお返しをする習慣となっていますので、余り高価な贈り物は受け取り側を当惑させます。
- 包装紙には赤、黄色、緑、青がおすすめです。黒と白は不吉な色として扱われます。
- 一般的にインド人は贈り手の前ではプレゼントを開けることはしません。時々開けることを要求されることがありますが、そのときは贈り手の選択に対しての感謝の意が期待されています。
- インド人の家に食事に招かれた場合には、何かしらのお土産を持っていかなくてはなりません。チョコレートや花などが無難です。
- また、その家に子供がいる場合にはおもちゃや本など子供へのお土産も喜ばれます。
- あなたがお祭りの間にインド人を招待する場合には、何か甘いものを持ち歩くことが習慣となっています。
- もしお金を送る場合には、11、51、101、501などが縁起のいい数字とされこれらの金額が喜ばれます。
- インド経済の開放以前には海外製品は手に入れることが出来なかったので、大変喜ばれていましたが、現在ではたいていのものが手に入れられるため以前ほどの価値がなくなってきています。
- しかし、それでもそれぞれの国特有の贈り物(日本の扇子、フランスの香水、スイスのナイフ等)は喜ばれます。
- インド人と共に働いたり生活を共にした際には、写真盾にいれた写真を送ると暖かい友好の証とみなされ喜ばれます。
- プレゼントとして花を考えておられる方が、それぞれの花がインドのそれぞれの地方で違う意味を持つので贈る前に確認するほうがよいです。薔薇の花束でしたらどの地方でもたいてい問題ありません。
- ほとんどの地方では文化的理由から飲酒は認められておりません。多くのインド人が家でお酒を飲むことはありませんが、あなたのホストがお酒を飲み、家にお酒を置いているようでしたらスコッチやワインのボトルも喜ばれるプレゼントです。
- 多くのヒンズー教徒はベジタリアンであり、革製品を不快に思うことがあるので、革製品を贈り物として選ぶ際には注意が必要です。
- 男性からインド人女性に贈る宝石のプレゼントは親密すぎると受け取られるため不適切です。女性同士の宝石のプレゼントは喜ばれますが、金製品は家族や親類の間でのみ交換/贈答されるので避けなければなりません。
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