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インドでのビジネス・観光・留学のためのマナーや常識、文化を紹介
<相手の名前の呼び方についてのヒントや注意点>
敬称
- 特別に下の名前で呼ぶように言われている場合以外には、”Mr.”、”Mrs.”、”Ms.”もしくは”Miss.”か職業タイトルの”Dr.”や”Prof.”で呼ぶことが好ましいです。
- 一般的にはごく親しい人物、家族、年上もしくは上司などの場合には敬称なしで呼ぶこともあります。
名前について
- 名前のつけ方の習慣は南部の州(Andhra Pradesh, Tamil Nadu, Karnataka, やKerala)では他の地域と比べて異なっています。(またその地域は北部と現されますが、東部や西部を含みます。)
- 北部についてはほとんどの人がSharma, Patel, Singh等といった姓をもっており、その名前の書き方は西欧と同じスタイルの名前―姓という順で記されます。
- 時々ミドルネームを持っている場合もあります。
- これに対して、南部の地域では人々は姓をもっておらず、父親の名前や由来の村/町の名前がその目的で使われています。
- これらはJ.R.Gurumurthyのように省略され名前の前に持ってこられます。 Mr.Gurumurthyと呼ばれるのが一般的です。
- 南部の各地方では同化作用から、ヒンズー教徒でない人間も同様の名前の付け方の風習に従っています。
- 現在の大統領のDr A. P. J. Abdul Kalamは南部のモスラム出身で、イニシャルの部分は彼の系統よりのAvul Pakir Jainulabdeenの省略です。
- 女性は結婚後、一般的に夫の名前を採用します。北部では姓を南部では下の名前を採用します。
風習の変化
- 時間と社会の変化に伴い、名前のつけ方の風習にも変化が現れています。実際に南部の家族の多くは北部の名前のつけ方を採用し始めています。
- 北部での姓はカースト制度での階級を示唆するため、リベラルな北部のインド人の中には姓を用いずに父親の名前を使用する人もいます。
- 教育を受け専門職についているインド女性の間では、結婚後も未婚時の姓を使用続ける女性が増えている傾向にあります。
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