南アフリカSouth Africa
商談 5/7
- あなたが女性であり南アフリカを訪問するとしたら、白人・黒人社会に関らず企業のどのレベルにおいても横柄な態度で接しられることが多々あると思われます。
- また、男性と同様の役職やタイトルを持っていたとしても、同様の敬意をほぼ自動的に得るということはありません。
- 試されたり評価されたりすることを予期しておいてください。またその際には、あなた自身が弱い/能力がないと受取られないようにあらゆる努力をするようにしてください。
- 反応を見たりショックを受けた際の受け答えを見るために、(性別に関係したことを含めた)コメントがされることがしばしばあります。
- それらのコメントは、外見についてのお世辞なども含めて、どっしりと受け止めプロフェッショナルな姿勢を維持するように心掛けてください。
- 南アフリカ人はタフで自信に満ちた能力のある人間に対して、高い評価を与え尊敬する傾向があります。
- どんなに失礼な言動にあったとしても、禁止差別用語(political correctness)などについてレクチャーを始めたりするのは控えるようにしてください。
- そうすることで商談は台無しになり、交渉は即座に終了となることも少なくありません。
- 南アフリカは緯度の距離はありますが、東西の関係よりもヨーロッパに対して特に注目しています。
- アフリカは(その歴史からも)イギリスとフランスと密接なコネクションを持っています。
- 多くの南アフリカの黒人と白人の両方の中小企業においては海外との取引の経験がなく、あなたの要求に対して自身の能力を過剰評価することがしばしばありますので注意が必要になります。
- そのため、すべてを明確に詳しく説明するようにしてください。
- 例えば、詳細の要求項目を納期と共に書き出し、それを満たせない場合にはペナルティーを科すなどとすることも必要です。
- 多くの南アフリカ人はこれらの詳細について真剣に検討をしないことが多々ありますので、あなたが率先して彼らの注意を向けさせるようにする必要があります。
- 多くの商談は握手をすることで契約成立としていることもありますが、書面での契約の取り交わしが徐々に普及してきています。