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南アフリカSouth Africa

商談 4/7

  • 南アフリカ人は議論の場においては、どっしりと構えすべての事柄を受け入れて考慮することを心がける傾向があります。
  • しかしながら状況にもよりますが、適切なタイミングでミーティングの支配的立場を取り、議論をコントロールしようとする傾向があります。
  • 「押し売り(hard sell)」は控えるようにしてください。
  • 南アフリカ人の重役にとって押し付けがましい人間ほど嫌な人間はいないと考えてください。
  • スポーツの場面でも仕事の面でもイギリス人とアフリカーナは数十年に渡りお互いに競争を続けてきました。
  • これが最も根底にある民族間の壁のようで、外部の人間には壁を破るのは困難に見えます。
  • 南アフリカ人は家柄の良さを評価し、教育に関しては過剰に重要視しているように見受けられます。
  • そのため、例えばハーバード大学やソルボンヌ(パリ大学)での学位などはとても効果的に聞こえます。
  • アフリカの文化において先祖や年配者は非常に敬意を持って扱われます。
  • これはそれらが経験や知識を持っていると考えているためです。
  • 年配者に適切な敬意を示さないことは、ほとんどのアフリカ人にとってとても失礼なこととなります。
  • これらの傾向は都市部においては徐々に少なくなってきてはいますが、田舎地方では今でも強く残っています。
  • 南アフリカは男性社会の傾向が残っており、女性を重役として雇うということに関しては他の工業化された国の中でも格段に遅れています。
  • また、黒人の経済力を向上させる活動においても、影響力のある役職には黒人の男性のみが就いています。
  • ネルソン・マンデラ政府がいくつかの男女の平等のために差別を改善することを目指した法を取り入れましたが、深く根付いた性差別主義的な振る舞いはそれだけで自動的にはなくなりませんでした。
  • しかし、南アフリカ国内にある多国籍企業は男女平等に扱い、同じ仕事には同じ報酬を払うという方針を打ち出しており、これがこの国での女性の職場における扱いについて真剣に考えさせるために一役買っています。