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すしの醤油の付け方
- お寿司の食べ方(醤油の付け方)にも正しい作法があります。これは、マナーであると同時にお寿司の味を楽しむための知恵でもあるので是非とも実施したいものです。
- お寿司を食べる際に、シャリ(ごはん)に醤油をつけて食べる人がいますが、これだとご飯が醤油の中に落ちてしまい、醤油にご飯が浮かんでいる姿は美しくないためマナー違反です。
- また、この食べ方ですと握りが口の中に入った際に、まずご飯の味がして、それから魚の味がするということになり、すしの食べ方としてはNGです。
- 正しい作法としては、まずお寿司を出されたら箸か手で横に倒し、それを握ってさかさまにしネタに醤油をつけて食べるようにします。
- こうすることで醤油の中にご飯が落ちるのを防ぐこともできますし、最初に魚が舌に当たることになります。お寿司屋さんとしては魚の味をまずは感じてほしいので、これが正しい食べ方になります。
- また、最近紹介されている軍艦巻きに醤油をつける方法として、ガリをハケ代わりにして醤油をつける作法ですが、これはNGです。
- ガリは口直しのために甘酢漬けにしていますので、これを用いて寿司に醤油をぬると、すしにこの酢の味が付いてしまうことになり、寿司の本当の味を味わえなくなってしまいます。