インドACCESS
アポイントメント 1/2
- インド人は時間を厳守し、相手にもそれを望んでいるのですが、インドを訪れた人間はしばしばインド人の時間に対してのルーズさに戸惑うことがあります。その理由の1つとして、スケジュールや計画は目的として捉えられておらず、大抵の場合は他人や他のイベント次第であると考えているため、変更することが可能であると考え、実際に変更するためです。
- アポイントを少なくとも2〜3ヶ月前から調整することをおすすめします。もし短期間の滞在の間でアポイントをとる場合、“短期間の滞在”であることを念押しすることも忘れてはなりません。また、面談等の約束の数日前に再確認することも重要です。
- 必ずと言うわけではありませんが、インドでの連絡先があればアポイントを取るのに有利です。
- 政府関係の組織と民間の企業組織においては、その風土にはっきりとした違いが存在します。たいていの場合、民間企業に比べて政府関係者とのアポイントを取ることは困難な傾向があります。また、政府関係組織の場合にはアポイントを再調整させられたり、目的の人物との面談の前に何時間も待たされるといったこともしばしば起ります。
- 寸前での予定の時間や場所の変更にもしっかりと準備しておいた方がいいでしょう。あなたの詳細な連絡先を秘書や受付の人間に残しておけば、何かしらの変更の場合にも連絡を取ることができます。
- アポイントの時間を守るためには早めに行動するのがオススメです。大抵のインドの都市部では、道路は大変混雑しており、ラッシュアワーには目的地に着くまでに非常に時間がかかります。
- インドの建物の番地のつけ方は同じ都市の中でも異なった場所では違うことがあるため、住所は時としてとても複雑です。更に悪いことに、多くの都市においてここ2〜3年の間にストリートの名前が付け直されているためより一層複雑になっています。迷子になるのを防ぐためには、目的の相手に"目的地への行き方”を確認するのも有効な手段です。
- 通常の勤務時間は10:00〜17:00です。しかしいくつかの大都市(Munbai等)では通勤の混雑を避けるために始業時間を早めているところもあります。民間企業においては就業時間を延長している傾向も見られます。そのため、朝7:30より始業し、20:00まで働く場合もあります。
- 基本的に昼食は1時間程度で12:00〜14:00の間が一般的です。
- 近年は昼食中のミーティングや朝食を兼ねたパワー・ブレックファーストを取り入れる傾向にあり、経営について活発に議論がなされています。